極端な例
現在、心理学(専攻)と平行して社会学も勉強しているのですが、その社会学の教科書の中でツッコまずにはいられない例が出ておりました。何についての例かといえば、Mores(社会における基本的な倫理)とFolkways(一般的な人間関係・交流のマナー)についてのこと。平たく言えば、Moresは行動の善し悪し(right or wrong)を取り決め、Folkwaysは品の有無(right or rude)を取り決めます。いや、こんな事は深く分からなくても良いんです。問題なのはこれを上手く説明するハズの例。
『例えば、ある男性がフォーマルなパーティーにネクタイをせずに出席した場合、最悪な結果を想定しても、それは“マナーが無い”という風にしか思われません(poor folkways)。しかし、もしその男性がパーティーにネクタイしかせずに出席した場合、社会における倫理をおかす事になり、極めて難しい状況に陥ります(poor mores)』
……もっとマシな例が出せたはずだ、
出版社&編集者一同!!(汗)
何をどうしたらこんな極端な例が出てくんねん!!!もう、焦らずにはいられませんでした。……当たり前すぎる例を出されるとここまで馬鹿馬鹿しくも見える、というのが教科書を読んで学んだことです。いや、パーティーに全裸で出席するなんて、寧ろ数えるほどしか事例が無いように思える…。北米大陸ではこんな感じの思い切った例が好まれるのでしょうか?(汗)流石、「白黒ハッキリつけようぜ」な文化圏。
でも個人的にはもう少しマイルドな例が好きだなァ…。
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