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春休み 其の壱拾弐【こころ】

ビクトリアに旅行に行った時の事…もう1つ、(私的に)覚えておきたい事があるので、書き残しておきましょう(←でないと絶対に忘れる)。じきに【物忘れ防止メモ】になりそうだなぁ…。

さて、本題。ビクトリアに一緒に行ってくれた姐さんはウメコよりも2回り弱程年上の人で、いつも青二才のウメコに的確なアドバイスをくれる、とても素敵な人です。2回りも年上だからといって、ウメコの事を見下したり、適当にあしらったりせず、キチンと話を聞いてくれるところも、ウメコが姐さんの事を慕っている理由の1つです。

そんな彼女が旅の途中に話してくれたのですが(=この記事に載せることは全て彼女からの受け売り)、世の中には礼儀知らずで、仲の良い人に対する気遣いすらロクに出来ないような人間が山のようにいるそうです。彼女は学生としてカナダに滞在していて、それ故に友達の殆どが1回りも2回りも年下。「『年上には敬語を使え』とは言わないが、今までのカナダ生活の中で、明らかに自分(姐さん)を馬鹿にしている、或いは見下しているような態度をとってきた輩がいた」、と彼女はウメコに話してくれました。

それを聞いて少し不安になり、「うちは今まで姐さんに嫌な思いをさせた事があるかな?」と訊ねると、「ウメちゃんはそんな事ないよー。いつも一緒に居て楽しいよ」と笑顔で言ってくれました。実は、彼女に初めて会って、「敬語じゃなくても良いからね」と言われてからずーっとフランクに話してきていたウメコだったので、かなり安心しました(汗)。曰く、「敬語じゃなくても相手をキチンと認めている時、相手を大切に思っている時は、それなりの礼儀がなってる」そうです。

逆に言えば、いくら敬語がなっていても、心が無ければ無礼にあたるも同然…ってことなんでしょうね。彼女は彼女なりに、色々な人間関係を作り、壊され、修復し、時には己から破壊してきたのでしょう。

嫌な思いをした後どうするの?と訊いたら、「堪忍袋の緒が切れるまでは大人しくしてるけど、切れたら絶交する勢いで言うよ、本人に」と返されました。「仲の良いコには凄く言い難いけど、絶交する気になったら何でも言えるんだよねー」と軽く流してましたが、「あぁ、なるほどな」と思いました。友達だから言いにくい事って結構あります。キツい事言って嫌われたくないし、後でドロドロするのも嫌だし…。思い切って

「その態度はどうなんよ?」
「もうちょっと言い方ってもんがあるやろ」
「自分、何様のつもり?」

って言ってしまったら、後々面倒になる事間違い無しですしね。それなのに、絶交する気で言ってやる姐さん。

「年上、年下だけの話じゃなくて、相手が大事ならとにかく思いやりの心を持たないと駄目よ。それが家族でも、友達でも、付き合ってる人でも、友達の友達でもよ。」と姐さんはまたウメコにアドバイスをくれました。「仲良くなるまでにかかる時間は膨大だけれど、崩れるのなんて一瞬よ、一瞬」。

どこか冷めた口調で、何と無く理解していた人間関係の仕組みをサラリと呟いたのは、彼女が大人だからなのか、それとも絶望的な何かがあったからなのか…それは分かりません。ただ、いつも朗らかで、優しい表情の姐さんの顔から、“温かい何か”がスッと消えてしまったのを一瞬見た時、「嗚呼、思いやりって大事だ」とウメコは再認識したのでした。

思いやりも親しき仲にある礼儀も、結局は同じモノだと思います。コレがあるから、【続く人間関係】があるのでしょうね。

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