ひょんなことから、同じバイト仲間兼昼飯バディの男の子(1つ年下の22歳)とデートしてきました。まぁ、「デート」って書いてますけど、完全に肩書きだけです(爆)。先に言っときましょう。彼、不思議系なんで、「デートのお相手」として見れません。
先週の木曜日。ウメコも同僚も朝しか働いてないので、お昼御飯を近くのラーメン屋さんで食べないかと誘われました。別に特に断る理由も無かったし、たまにはラーメンも良いなぁと(すっかり結婚式に向けてのダイエットを無視しながら)思ったので、OKしました。
ラーメン屋まで少し距離があったので、「バスに乗ってかない?」と提案したら、余裕で「あ、じゃぁ俺自転車で行くわ」とご自慢のマウンテンバイクでサーーーッと去っていきました。
※バンクーバーのバスは自転車も積めるのです。それにも関わらずですよ。
もう、コレで5フシギーですよ(単位)。
まぁ、これはちょっと分からないでもないですよ。ちょっと遠いだけなんで、チャリがあるなら、わざわざお金払わなくて済む様にしたいな~っていうね。節約精神。
で、お店に着いたら、お昼時なのも相俟って、行列が出来ておりました(意外とラーメン屋って人気あります)。行列の先頭は家族で、2人の子供…5歳くらいの男の子たちがいました。まぁ~その2人が可愛くてですね。「あの子達可愛いねぇ。やっぱり子供は良いよねぇ~無邪気で~」なんて会話をふったら、
おもむろに、背負っていたデカいかばんの中から一眼レフのカメラを取り出してきました。
え。何。どうしたの。と問う間も無く、彼はいきなりその子達をバシバシ撮り始めました。行列ったって、至近距離ですから、正味2mも距離無かったんですよ。それなのに、全く親御さんに許可を取るわけでもなくバシバシ撮ってました。勿論、親御さんも、間に並んでいたお客さんもポカン顔。大慌てで「勝手に人の子撮んのやめた方が良い」ってヤツに注意しました。
「でも、可愛いし。ほら、上手く撮れたし、きっとあのお母さんに見せたら喜んでくれるよ」
ヤツはそう言いました。何このポジティヴ思考(爆)。
で、ようやく席に案内されて、一息ついて、オーダーして。ラーメンが来るのを待ってる間は、延々とキワどいトピック(人種、年齢、結婚、宗教、etc)について語られました。別にね、そういう話をするなとか、そういう話が嫌いだとは言いませんよ。でも、出来れば場所を考えてほしい。バンクーバーは世界に誇る人種のバラエティに富んだ都市ですから、逆に言うと、そういうsensitiveなトピックについては、あまり公の場でやいやい言わないのは暗黙の了解となっています。なのにガンガン話しちゃう同僚。隣りの席に座っていた、イラン系のお客さんからの視線が痛かったです(でも露骨におい!と注意するわけにもいかない)
50イライラー(単位)。
その後、暇つぶしがてら、映画でも観ようというコトになりまして。同僚が『Star Trek』が観たいと言ったので、TVシリーズすら観たこと無いウメコでしたが、他に特別見たいものもなかったので、OKしました。一旦ウメコの家まで来て、映画の時間をネットでチェックしてから、行くことに(待つのが嫌いなので)。玄関開けて、彼を通すと、まず一言、「うわー、今まで色んな友達のアパートに遊びに行ったけど、やっぱりどこのアパートも全部同じデザインだね」
20イライラー(単位)。
この同僚の特徴として、「別にそれ言わなくても良いよね」って事を言っちゃうっていうのがあります。もうね、それさえ言わなきゃ皆ハッピーなのに!って事を平気で言います。ソレによって大きく空気が悪くなるので、かなりタチが悪いです(そして本人は無自覚です)。
ウメコ「まぁ、アパートだし、そんな一軒家みたいにオリジナルな感じにはならんでしょ」
同僚「あ、ところでかばん重いから、ココに置いてって良い?」
軽くスルーに対して5イライラー。
ウメコ「あのさ、すっごい重そうだけど何入れてるの?カメラだけでそこまで重くなるものなの?」
同僚「なんだろなぁ…」
そういってカバンの中をゴソゴソし始める同僚。そして、いきなりゴソッと重そうな巾着袋を出してきました。
ジャララララララララララアアアアアアア!!!!
ウメコ「Σ( ̄ロ ̄lll)」
何故か、その巾着袋の中身を豪快に床にぶちまけたのです。出てきたのは、大量の硬貨。まるで、巾着袋が貯金箱ですよ~ぐらいの勢いの小銭たち!!
同僚「幾ら位あるかなぁ~?」
そう言って、小銭を分け始めました。1セント硬貨10枚の山、5セント硬貨10枚の山、という風に。もう、この間どうしたら良いのか分かりませんので、とりあえず、お手伝いしましたよ(爆)。
同僚「あ、そうだ。これさ、店のレジに入っているみたいに、ある程度まとめて、紙でくるんで、ロールを作ろう」
分かりますかね?小銭って、大体1セントだったら、50枚入りのロールにされてレジの中に保管されてるんですよ。単純に、紙でくるくる~っとコインの束を巻いて、端を折って出来上がりのロールなんですが。
結局、作りましたよ。ロール。大量に。小銭だけ($1.00 $2.00コイン含まず)なのに、結局5ドルくらいある事が分かりましたよ。
っていうか、これ、今、うちといる時にしなきゃいかん事かねぇ!?(50イライラー)
自分ちで出来るよねぇ!?
ってか、何で小銭そんなに持ち歩いてんのー!?(145フシギー)
それが終わると丁度良い時間になったので、映画館行って、映画観てきました。映画は意外と面白かったです。そして、彼は親切にも大量のウンチクを語ってくれました(爆)。『STAR WARS』とはる位、もしくはそれ以上にハード・コアでマニアックなファンが多いのが、この『STAR TREK』。宇宙系のSFなんですが、とにかく歴史が長い。そして、ファンが多い。映画は面白かったけど、ウンチク聞きたくなるほどじゃなかったので、途中でやんわりと話を替えました(爆)。
そこから家に着くまで&着いた後、延々とスーーーーーーーゴくpersonalでsensitiveな質問をやたらとされました。「どの位シングルでいるの?」「何でそんなに長いことシングルなの?」「彼氏ほしいとか、結婚したいとか思わないの?」「ずっとシングルで寂しくない?」
何でそんなにシングルに拘るかな!?泣
異性に好かれようと努力してない&縁遠いからシングルなんですけど、何かいかんですかね!?
この同僚。別に悪い子じゃないんです。ただ、滅茶苦茶なんです。素直すぎるんです。訊きたいこと・言いたいことは全部口に出さないと気がすまないんです。フィルターが無いんです。
でも、正直思いました………
こういう人と付き合うぐらいなら、一生シングルでも全然構わない、と。
後日、別の同僚に「こないだ↑の同僚とデートしてきたよ」って言ったら、
"You are so brave!!" (勇気あんなぁ~!)
と言われました。一通りの話もしたら、「多分それ、ウメコのこと好きなんだよ」って言われましたが、普通、好きな女の前で小銭まとめたりするかな?タブーに近いこと訊くかな?『STAR TREK』観よう!ってなるかなぁ!?
何かもうその日はとにかく疲れました。
男友達には恵まれてるなぁと心底思いますが、職場での異性にすこぶる恵まれていないウメコなのです。
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