はいっ、何かちょっとマニアックなネタになりつつありますが、気にせず行きましょう。ご存知でしょうか、【ジョジョの奇妙な冒険】。シリーズを通してみると、えっらい長い事連載されてる漫画なんですが、これが面白い。
春休みに入ってから、1巻から読み始めて、今ようやく40巻(シリーズ第4部中盤?)ぐらいなんですが、延々読んでられます。途中途中、小説読んでるんで、タラタラペースでここまで来たって感じなんですが。
女の子は何だかちょっと抵抗がある絵柄だったり(クドいし濃ゆい)、内容だったりするわけですが(血肉がビチャン!とかグチョェ!とか、グロ描写多)、キャラクターと、ユニークな台詞回しが魅力的です。
ジョースター家と敵対する勢力?の、世代を超えたアドベンチャー&バトルがメインとなります。このシリーズの特徴として、第1部、第2部…と進むごとに、世代交代することが挙げられます。第一部の主人公の孫が第2部の主人公で、第2部の主人公の孫が第3部の主人公…ってな感じです。えぇ、完全に呪われた家系です。「3代先まで呪ってやるぅぅ!」って言う人、たまぁにいますけど、そういうレベルじゃ無いです。半端無いです。
個人的には第3部から…“スタンド”と呼ばれる、守護霊みたいなんを駆使するあたりからが面白いなぁと思います。アレですよ、ポケモンの精神体バージョンみたいなモンですよ(酷)。でも、その精神体がダメージ食らうと、それを操る人間も同じダメージを食らうのです。そこがポケモンとは違うとこですね。あ、あとその精神体は1人1個しかないです。ポケモンは…1人何個持てるの?(知らない)
台詞回しについては、多分賛否両論だと思いますが、ウメコは単純におもろい、と感じます。ちょっと昔の海外ミステリィの和訳みたいな台詞が多いんですよ。あと、登場人物が思いつく例え話(比喩)が明らかにおかしいんで、ソレも笑えます。
以前に助けたコトがある女の子が、主人公にそっとお礼の品を渡し、照れながらささっと駆けて行ってしまう。ソレを見た主人公の一言;
「へへへ……だまって たったの ひと言も 言わないで 女の子って カワイイな」「それに あらためて 思い出すに あの子バツグンに カワイイぞ!」(第1部 愛しのエリナの回より)
……まだまだ小学生ぐらいの分際なのに、この喋り方(まぁ、時代の所為もありますけど)。思い出すに、て…。
敵の親玉が本気モードになったのを見て、軍隊の平隊員たちが慌てだした時に、サブキャラ(階級軍人)が放った一言;
「う…うろたえるんじゃあないッ!ドイツ軍人はうろたえないッ!」(第2部 超生物の誕生の回より)
……サブキャラ自身も相当うろたえております(顔がひきつりまくり)。
敵キャラが若干自暴自棄気味な攻撃をし始めた時のサブキャラ達の会話。
「オォ~ノォ~ 無理矢理 入ってくるぞッ!」
「こいつは 手がつけられん!」
「たとえるなら! 知恵の輪ができなくて カンシャクをおこした バカな怪力男と いう感じだぜ」(第3部 運命の車輪③の回より)
……馬鹿な怪力男は、まず始めっから知恵の輪なんかしねぇ。んで、ピンチの時にわざわざ例えるなよ、って話。
「チリ・ペッパー(敵の名前)は俺たちがいるから まだ騒ぎを起こさねーだけで その気になったら スケベ電話をかけるのと同じぐらいの手間ヒマで 頭にきた人間の命を電話の中に ひきずり込めるってことさ!」(第4部 レッド・ホット・チリ・ペッパー②の回より)
…どのくらいの手間ヒマかが分かりません。
こんな感じでちょいちょい訳の分からない言い回し故のギャグみたいなのが出てきます。割とツボです。またお暇があるようでしたら、漫画喫茶なんかで読んでみれば良いと思います。まぁ、長い漫画なんで、1時間に5冊読むペーストして考えて8時間読んでも、40冊しか読めない事になりますが(汗)。
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続きはすんごいどうでも良いおしらせ。
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